2010年2月20日土曜日

Quad dispute


早速始まっておりますね、4回転論争。

ジュニチ的にはスポーツですから進化は必要。

やはり特に男子選手には跳んで欲しい。

でも、プルシェンコの言う 「後退」 しているってのは違うと思う。

フィギュアスケートの国際大会が初めて開催されてから100年以上でしょ?

その間、ずっと旧採点方式の6点満点の相対評価。

02年のソルトレイクシティ五輪の採点疑惑問題から現在の新採点方式が生まれ五輪周期で言えば1クールを終えたばかり。

今まではジャンプを決めればある程度の評価が下され順位が決定していたけど、新採点になりプログラム全体のウェルバランスが特に重視される様になってきて、まだ途上中だと思う。

採点基準も、対応していく選手達も・・・・

旧採点の頃の4回転時代の絶頂に中国の選手がコレデモかっ!って位に4回転を跳んでいた選手がいました。

じゃぁ彼が4回転を決めたら勝てたか?

ジャンプしか評価されなかったんだよね、スケーティングはガツガツだしスピンもお粗末。
音楽表現なんて酷かった。

佐藤有香さんが優勝した1994年の世界選手権の時もそう。
ボナリーのジャンプは確かに抜きん出てました、でも他の要素で少しだけ足りなかった。

トータルパーケッジとして素晴らしかった佐藤さんが勝った。

昔から言われているスポーツか芸術か!ってところに戻ると思う。

ジャンプが芸術だった伊藤みどりは別枠。笑。

両方兼ね備えてこそのフィギュアスケート。

何年たっても語り継がれる演技がメダル以上の価値かな。

1996年の世界選手権の陳露、1988年のカルガリー五輪の伊藤みどり、02年のソルトレイクシティー五輪のSPの本田武史とか・・・




まぁ人が採点するから感性や主観でバラつきあったりして・・・
でも、そこが採点競技の醍醐味だったりすると思う。笑

今回は高橋選手が4回転を決めて勝ってたら論争にならなかったと思われ。
その意味で彼の役割は非常に重要だったと・・・・

五輪は強い者が勝つのではなく、勝った者が強かったゲーム。

素人の勝手な独り言。

Love Always ジュニチ

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